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中区・西区版 公開:2013年9月26日 エリアトップへ

自身がデザイナーを務めるブランドの初コレクションを都内で開いている 高崎聖渚(せいな)さん 中区在住 24歳

公開:2013年9月26日

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夢への階段駆け上がる

 ○…「日本の女性に、もっとランジェリーを楽しんでほしい」。新進気鋭のデザイナーとして、オリジナルランジェリーブランド「N.SENS(エヌ センス)」の初コレクションを伊勢丹新宿店で9月25日から開いている。2週間の限定ショップながら、作品の展示や販売、週末には縫製の実演も行う。作品は日本で主流になっている下着とは異なり、生地が肌のように薄く、レースをふんだんにあしらったつくり。「欧風仕様の包み込むようなつけ心地に、日本的な色合いや繊細さを融合させた」とコンセプトを語る。

 〇…中区内で海外のジュエリーやバッグ、衣服などを扱うセレクトショップを開く母親の影響もあり、幼少の頃からファッションは身近なものだったという。「昔から映画や本に出てくる、美しい下着やドレスをまとった女性が好きで、その憧れの延長に今があると思う」。高校を卒業し進路に迷っていたころ、ふと小学校時代に言ったことを思い出した。下着を可愛く着こなせないと悩む友人に「私がデザイナーになって将来つくってあげる」-。意を決して東京のデザイン専門学校へ入学した。

 〇…2年間みっちりとデザインや縫製を学んだのち、同校のフランス・パリ校へ転入。言葉の壁もあったが、「口で説明できない分、手作業を大事にして作品の細部までこだわるようになった」と逆境もエネルギーに。妥協しない姿勢は、今の作品づくりにも発揮されている。そして昨年、ブログに掲載した卒業制作のランジェリーが偶然にも現在所属する会社の社長の目にとまり、オリジナルブランドの立ち上げに至った。

 〇…「色々な方と出会って、つながって、今がある。伊勢丹で展示ができることも本当に光栄です。日本女性の、新しい下着の選択肢にしてもらえたら」。今回のコレクションを皮切りに、国境を問わずブランドの展開を目指す。形になりだした夢は、まだ始まったばかりだ。
 

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