今年で5回目となるトライアスロンの世界大会が、山下公園からみなとみらいをコースに5月17日と18日の2日間、行われる。初日の「エリート(トップアスリート)」の部には世界各国から男女合わせて昨年の倍近い130人が、2日目の「エイジ(一般)」の部には昨年を約300人上回る1500人が参加予定で、いずれも過去最大の規模となる。
トライアスロンの横浜大会は、世界8カ所を開催地に通年で8戦行われている「世界トライアスロンシリーズ」の第3戦目。2009年の横浜開港150周年記念事業として、地元企業などから協賛を得て初開催された。ドイツのハンブルク大会(6回開催)に次いで歴史を持ち、世界各国からトップアスリートが参加するトライアスロン界における最高峰の大会だ。
今大会から、身体に障害を持つ人が参加する「パラトライアスロン」も単独競技として実施。これは、16年の「リオデジャネイロパラリンピック」から同競技が正式種目になることを受けてのもの。昨年まで「エイジ」の部と一緒に開催していた。
本大会開催に先がけ4月19日には、山下公園でプレイベントが行われた。水泳コースである公園前の海で、日本体育大と横浜国大のトライアスロン部員16人による試泳や、公園・海底の清掃などが行われた。
大会実行委員会では「横浜港の水質環境の保全など、環境への負荷軽減を目指しています」と説明し、「トライアスロンを間近で見ることができる貴重な機会です」と観覧を呼びかけている。大会両日とも、公道を使用するため交通規制が行われる。
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