サンタ姿で清掃や施設訪問する(実行委員会提供)
市内の企業有志らがサンタにふんし、養護施設訪問や街を清掃する「横浜サンタプロジェクト」が12月６日（土）に行われる。参加企業の数も年々増加し、実行委員会は「企業の社会貢献のきっかけにしながら、市外にも活動を広げられたら」と意気込む。
「横浜を笑顔でいっぱいに」をテーマに今年で６年目を迎える「横浜サンタプロジェクト」。企業やＮＰＯ、市民でつくる実行委員会が毎年春から活動を企画。イベント内容のほか、施設訪問で子どもたちに配るプレゼントも企業から協賛を募る。
開催当初は約10社だった参加企業も今年は約20社まで増加。中華街の清掃活動には横浜中華街発展会協同組合も参加する。今年度の実行委員長を務める（株）大川印刷（本社・戸塚区）＝写真上＝は「訪問先で子どもたちが喜ぶ姿を見たり、参加企業も楽しめるイベントになっている。企業の社会貢献参加のきっかけにしてもらいながら、今後も活動の幅を広げ、いつか市外にも広げられたら」と話す。
今年も約５００人のサンタが集まる。当日は、養護施設など７カ所への「訪問サンタ」や、みなとみらいや中華街の「清掃サンタ」のほか、メーン会場のパシフィコ横浜円形広場ではご当地ヒーロー「横浜見聞伝スター☆ジャン」のステージショーや工作、ゲーム、「サンタカフェ」ブースが出展。東日本大震災被災地の子どもたちにクリスマスカードを贈る活動も行われる。時間は正午から午後４時。清掃活動は一般の当日参加も可。問合せは事務局（ＮＰＯ法人アクションポート横浜内）【電話】０４５・６６２・４３９５へ。事務局では「横浜を愛する有志がクリスマスらしい雰囲気で街を盛り上げます。ぜひ多くの方にご参加いただければ」と話している。
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