今年も残すところあと6日。みなとみらい線10周年や中央図書館20周年、西区制70周年などの周年が重なった年でもあった。また10月の台風による大きな被害も記憶に新しい。本紙で取り上げた記事の中から、ごく一部ながら中区・西区の1年を振り返る。
横浜マラソンを発表
本牧に拠点を置くサッカーチーム「YSCC」が、3月開幕のサッカーJリーグ3部に参入。さらなる飛躍に支えてきた地域住民やファンの期待が高まった。
また、来年3月15日に初開催となる「横浜マラソン」の概要が発表されたのも3月。コースの大半は西区と中区だ。参加申し込みは抽選になる盛況ぶりで、ボランティアスタッフの応募も定員に達した。
懸案となっていた横浜文化体育館(中区不老町)の再整備。その計画が9月に明らかになり、市は新市庁舎整備にあわせて2020年までに完成させる意向を示した。武道館機能を持つサブアリーナ整備も掲げた。
10月には、神奈川スケートリンク(神奈川区)の改修工事に伴い、横浜総合高校跡地の体育館に仮設のスケートリンクがオープン。大型のスポーツのイベントや施設の計画が明らかになった年でもあった。
「ツガル」さん永眠
来年4月の統一地方選を控え、中区の市会議員定数が現行の4から3に減ずることが3月に決定。西区は変更なく定数2のままに。
みなとみらいにも変化が。BMWとMINI、ポルシェの3ショールームが同時オープン。アウディやフェラーリ、マセラティなど高級車ブランド街の顔も持つようになった。
6月には、野毛山動物園の”顔”だったフタコブラクダ「ツガル」が永眠。訃報に献花台が設けられるなど大きな反響を呼んだ。
10月の台風18号では、土砂崩れにより中区で死亡者が出るなど、大きな被害が発生。防災対策の課題が改めて示された。
12月の総選挙では、中区を含む神奈川1区、西区を含む2区とも、前職の松本純氏と菅義偉氏が圧勝し、議席を守った。中区の投票率は市内最低の49・65%だった。
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