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中区・西区版 公開:2015年3月5日 エリアトップへ

市議選 中区・西区ともに乱戦模様 政党色 鮮明に

政治

公開:2015年3月5日

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 4月3日告示、12日投開票の横浜市会議員選挙へ向けて、中区・西区の立候補予定者が出そろってきた。今選挙から定数1減となる中区は、定数3に対し、現職3人と新人3人の計6人が出馬意向。西区は定数2に対し現職2人と新人3人の計5人が名乗りを上げ、両区とも予定者は定数の倍以上となっている。また両区通して無所属は1人と、政党色が前面に出た選挙となりそうだ。(3月2日起稿)

中 区

 現職は前回の得票数順に公明党の福島直子氏(58・3期)、維新の党の串田久子氏(49・2期)、自民党の松本研氏(63・5期)の3氏が立候補の準備を進めている。新人には、現任期で引退する自民党の伊波洋之助氏の後継として挑戦する息子の俊之助氏(44)、また元港運会社社員で共産党公認の椎谷猛氏(68)と看護師で社民党・緑の党推薦、無所属の森英夫氏(43)が名乗りを上げている。

 福島氏は「つくりましょう!ずっと住みたい街・中区」を合言葉に防災強化、介護と医療の連携、市内経済の活性化などを掲げる。

 串田氏は、選挙に向けて「これからもどんどん街に出て、市についての相談をお受けしたいと思います」と姿勢を語る。

 松本氏は、関内関外地区のまちづくりや区内の回遊性向上に取り組んできたとし、商店街の活性化や安全安心のまちづくりを訴える。

 伊波氏は「誇れる街・中区」をスローガンに、雇用や介護・福祉、子育て支援、防災施策の拡充、そして「横浜創生」を訴える。

 椎谷氏は、山下埠頭カジノ建設反対や市立中学校の給食導入を掲げるとともに、原発ゼロや政党助成金廃止を主張している。

 森氏は、寿町で看護師として働いてきた経験から高齢者ケアや介護負担軽減など、福祉の充実化に取り組むとする。

西 区

 現職はいずれも自民党の清水富雄氏(59・5期)と上野盛郎氏(44・1期)が出馬意向。新人として2012年の補欠選挙で次点だった民主党公認の梶尾明氏(45)、元介護職員で維新の党公認の辻賢治氏(52)、元印刷会社社員で共産党公認の持丸宗行氏(68)が立候補の準備を進めている。

 清水氏は「暮らしのなかに身近な市政を」をモットーに、青少年施策や福祉・医療施策の拡充、女性の雇用環境改善などを訴える。

 上野氏は「政治を諦めない」をスローガンに、高齢者施策と共に医療・介護、子育て、女性の暮らしやすい社会づくりを掲げる。

 梶尾氏は、高齢者の福祉サービスの充実と、子どもたちが健やかに育つ環境づくり、格差社会の是正などを掲げる。

 辻氏は、介護職員として長年従事した経験を活かし、在宅介護を含む包括ケアシステムの住民主導による構築に意欲をみせる。

 持丸氏は、36歳の時に県議選に西区から立候補した経験をいかし、中学校給食と住民本位の市政実現を目指すとしている。

 前回2011年4月の市議選投票率は、中区が44・77%、西区42・83%だった。

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