勝利をめざしてチーム一丸で戦う
サッカーＪ３が３月15日に開幕した。中区本牧を拠点に戦うＹＳＣＣはＦＣ琉球とアウェーで対戦し、１対０で勝利して最高のスタートを切った。ＹＳＣＣのホーム開幕戦は第２節の21日（土・祝）午後１時キックオフ。ニッパツ三ツ沢球技場でＦＣ町田ゼルビアと戦う。
２０１５明治安田生命Ｊ３リーグは１ステージ制。11月23日までの全39節・合計２３４試合、３回戦総当たりで争われる。
ＹＳＣＣは昨年Ｊ３に参戦。クラブ創立28年目にして「地域は、ファミリー」を活動コンセプトに掲げる”街クラブ”がＪの舞台で戦ったが、12チーム中12位という悔しい結果に終わった。
今季はその雪辱を誓うＹＳＣＣ。昨季に続き、有馬賢二監督が指揮し、主将はＭＦ吉田明生選手（28）＝中面・人物風土記で紹介＝が務める。今季から新たに７選手が加入し、選手層にも厚みが増した。チームは１月から開幕に向けて始動。攻守において最後まで全員が走り切るサッカーをめざして練習を重ねてきた。有馬監督は「やるべきことをやれた。環境も整い、昨季に比べれば格段に良い準備ができた」とチームの仕上がりを分析する。
三ツ沢がＹＳブルーに染まる
15日に行われた第１節はアウェー沖縄でＦＣ琉球と対戦。後半11分に相手ゴール前の混戦の中でこぼれたボールを吉田明生選手が豪快にネットに叩き込み、今季初勝利を飾った。
次節はいよいよホーム開幕戦。チームの真価が問われる２年目に吉田選手は「サポーターの応援に報いられるようチーム一丸で最後まで戦い抜き、一緒に喜びを分かち合いたい」と意気込む。当日はサポータークラブ名誉会長を務める三上章彦中区長をはじめ地元から大勢が駆けつける。１万５千人収容のニッパツ三ツ沢球技場がＹＳブルーに染まる光景が楽しみだ。
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