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中区・西区版 公開:2015年4月16日 エリアトップへ

統一地方選中区・西区 自民、全候補が議席確保 西区、市内最低の投票率

政治

公開:2015年4月16日

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 横浜市議会議員選挙と神奈川県議会議員選挙の投開票が4月12日に行われた。定数1減の3議席を、現職と新人それぞれ3人の計6人で争った中区市議選は、現職2人と新人1人が議席を確保、現職1人が議席を守れなかった。中区県議選(定数2)では、現職2人と新人1人が立候補、現職が選挙戦を制した。西区では、市議選(定数2)で現職2人が議席を守り、県議選(定数1)では現職が無投票で当選した(表参照)。市議・県議選において両区とも自民党の全候補が議席を確保。市議選投票率は中区が40・38%(前回比マイナス4・39ポイント)、西区は36・76%(同6・07ポイント)で市内最低だった。

中区市議選松本氏、トップ

 前回9300票ほどで4番目の得票だった自民の松本研氏は、今回1万票超えのトップ当選を果たした。松本氏は「東京五輪に向け夢のあるまちづくりを進めていきたい。また、引き続き医療・介護・子育てに徹底的に取り組みたい。それが市民との約束です」と6期目の意気込みを語った。

 前回トップ当選だった公明の福島直子氏は、9556票を獲得し2番目。自民の新人、伊波俊之助氏は、父・洋之助氏の地盤を引き継ぎ初当選。維新から出馬した現職の串田久子氏は、237票差で落選、議席を守ることができなかった。共産新人の椎谷猛氏、無所属新人で社民党と民主党神奈川県連、緑の党の推薦を受けた森英夫氏は、いずれも議席を確保できなかった。

中区県議選現職議席守る

 自民現職の原聡祐氏が前回に続きトップ当選、3期目を決めた民主の作山友祐氏に6765票の差をつけた。原氏は「前回を上回る大変多くの負託をいただいた。2期目、県政の場でこの負託をしっかり活かせるように働きたい。身の引き締まる思い」と話した。

 前回、無所属で出馬し、今回は維新の党公認として2度目の県議選挑戦となった佐久間衛氏は、民主の作山氏を追い上げたものの及ばなかった。

西区市議選 清水氏6回連続トップ

 自民現職の清水富雄氏は、手堅く票を固め6回連続のトップ当選。清水氏は「これからも国、県、市で協力しながら、暮らしに身近な市政を貫きたい。また5期20年の経験を活かしながら、新たな取組みにも挑戦したい」と語った。

 同じく自民現職の上野盛郎氏も、次点だった共産新人の持丸宗行氏を2294票離し、議席を守った。2012年の補欠選挙で次点だった梶尾氏は、力及ばず涙をのんだ。維新新人の辻賢治氏は選挙戦終盤まで政策を訴えたが、知名度の低さを挽回できなかった。

西区県議選は無投票

 定数1に対して自民現職の加藤元弥氏以外の立候補がなく、無投票で加藤氏が議席を確保した。加藤氏は「今後も西区の安全・安心のまちづくりに尽力していきたい」と話した。

 市議選投票率は、中区は40・38%で18区中7番目の低さ。前回最も低かった西区が4割を下回る36・76%で今回も最低。当日の有権者数は中区11万3056人、西区7万8975人。
 

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