第13代 横浜観光親善大使に選ばれた シーベレール磨紀さん 中区在住
CA経験活かし観光親善
○…初めて応募した観光親善大使、「ビックリ。合格するとは思っていませんでした」と白い歯がこぼれた。CA(キャビンアテンダント)としての経験を活かし、「大好きな横浜をプロモーションしていきたい」と意気込みを語る。
〇…西区出身、市内の私学中高一貫校を経て青山学院大学へ。大学では、国際交流団体に所属し、各国の人たちと接してきた。卒業後、ツーリズムについて「もっと勉強したい」とオーストラリアに2年ほど留学しシドニーで1人、初めての海外生活。帰国後、大手鉄道会社に就職するも、「海外につながる仕事がしたい」と転職を決意。そんな折、新聞で外資系航空会社の求人を目にする。「面白そう」と応募、英語の面接など難関をパスしCAとして採用された。10年以上のキャリアから、現在は「フライトパーサー」として部下に指示を出す重要な職務に。華やかなイメージのCAだが、異なる文化への戸惑いや裏方の仕事など「色々と鍛えられましたね」と話した。
〇…休日は、アロマテラピーやハーブティーなど、フライトでたまった疲れを癒す。長期休暇は「とにかく旅行」。幼いころから家族で国内外を旅し、世界遺産巡りが趣味に。今では、パイロットでオーストリア人の夫と旅に出る。一番好きなところは、という問いに「色々あって」と悩みながらも「イタリアのアマルフィ。中世の雰囲気が色濃く残っていて大好き」と5回は訪れている。
〇…地元の大さん橋や横浜美術館は、お気に入りのスポット、よく足を運ぶという。そんな大好きな地元を知ってもらおうと「来日する海外の同僚には、横浜を紹介するプランをつくったりしていました」。観光親善大使に専念するこの1年、「今まで会うことのできない人たちとの出会いが楽しみ。海外の方が日本に興味を持っていただくきっかけづくりをしていきたい」と、これまでの経験を活かし各地を飛び回る。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>