横浜F・マリノスでの活躍が期待される 喜田 拓也さん 中区出身 20歳
マリノス期待の若武者
○…攻守の要のボランチとして、豊富な運動量でピッチを駆けまわる横浜F・マリノス3年目の若手MF。4月に念願のプロA契約を結び、今シーズンは先発の機会も増えるなど更なる活躍が期待される。「小さい頃から育ててもらったこのチームで戦えることは誇り。重みも感じるけど、それを楽しみながら恩返ししていきたい」
○…中区出身。北方小学校、仲尾台中学校、立野高校卒。5歳の時に2人の兄の影響で地元の北方サッカークラブに入部。兄の友人らと遊びながらサッカーを楽しみ、小3でマリノスの下部組織、プライマリーに入部。小学6年時には主将として全国制覇を経験。その後ジュニアユースに進み、当時の監督にボランチとしての才能を見出された。2010年には16歳以下の日本代表に選抜され、翌11年にメキシコで行われた17歳以下のW杯で4試合に出場し、18年ぶりのベスト8進出に貢献した。「チームとして結果を残せたが、最後のブラジル戦など世界との差もはっきり見えた大会だった。あの時の経験が今の自分の糧になっている」
○…13年にユース所属ながらマリノスのトップチームに昇格。その後も各年代で代表に選ばれ、来年開催のリオ五輪や、A代表への期待も高まる。「まずはチームで結果を出すことが大切。自分の良さを出しながら、チームの勝利に貢献していきたい」と意気込む。
○…オフの一番の楽しみは地元や昔からの仲間と過ごす時間。「よく横浜駅周辺の喫茶店でたわいもない話をして盛り上がっています」と気さくな一面も。代表同期には海外クラブ移籍を果たした選手も出てきて「自分もいつかは」と刺激を受ける。「地域のサッカークラブ出身の自分が頑張ることで、後輩たちにもプロになれる道を示したい。ずっと応援してくれる家族や友達、サポーターのためにも」。トリコロールの未来を背負って立つ若武者の活躍に期待だ。
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