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中区・西区版 公開:2015年7月9日 エリアトップへ

サッカーJ3、YSCCのチームドクターを務める亀田病院医師の 亀田 壮さん 西区在勤 35歳

公開:2015年7月9日

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YS支える地元の名医

 ○…本牧を拠点にサッカーJ3で戦うYSCCのチームドクターをJ3参戦時から務める。チーフドクターとしてホームのニッパツ三ツ沢球技場での試合には全て帯同し、ベンチで選手たちを見守る。「みんな一生懸命戦っている。あとは結果だけ」と期待を寄せる。

 ○…保土ケ谷区で生まれ育つ。実家は1887(明治20)年中区で開業、1923(大正12)年に西区御所山町で開院した亀田病院で、医師を目指したのは自然の流れかと思われたが然に非ず。小学生の頃からサッカー好きで、将来はサッカーやスポーツに関わる仕事を夢見ていた。そんな時、中学時代にファンだった元Jリーガーの小倉隆史さんが現役時代に度重なる怪我で悔しい想いをしている姿を見て、「自分がプロになるのは難しいけど、選手の怪我を治すことでサポートできたら」と整形外科医を目指すようになった。

 ○…保土ケ谷の常盤台小学校からサレジオ学院中学校・高等学校と進み、順天堂大学医学部卒。中学生から本格的にサッカーを始め、ポジションはずっとDF。中学、高校、大学それぞれで主将を務め、ガッツあふれる守備でチームを盛り立てた。「自分も怪我で苦しんだので選手の気持ちはよく分かる。YSCCは仕事を抱えている選手も多いので怪我をしても無理しがちだが、医師として長い目で治療、アドバイスするのが自分の役目」

 ○…現在は順天堂大学医学部附属練馬病院と亀田病院の両院で診察し、週末はYSCCの試合に帯同。2歳の息子と遊ぶ時間もなかなか取れない日々が続くが、「自分の夢が形になってきているので苦はない。妻の理解があるおかげ」と感謝を口にする。ゆくゆくは亀田病院専属医として「これまでの地域密着の医療を引き継ぎつつ、青少年のスポーツ障害の予防や高齢者の運動サポートができれば」。温和な語り口ながら現役時代を彷彿とさせる熱い想いを語った。

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