「第49回横浜市少年野球大会」(中学生の部、主催・横浜野球連盟)決勝戦が8月23日横浜スタジアムで行われ、山友軽井沢クラブ=西区=が西谷クラブ=保土ケ谷区=を延長戦の末10対6で下し、初優勝を飾った。決勝トーナメントに進んだ15チーム中、最少人数の13人で快進撃をみせた。
山友軽井沢クラブは地域の少年野球チーム「山友スターズ」OBを中心としたメンバーで、ほとんどが軽井沢中野球部の3年生。山友スターズを卒業後はそれぞれ中学校の野球部やシニアリーグなどで別々にプレーしているが、今大会を機に集結。各自が所属するチームの夏季大会終了後や合間を縫って練習、試合に挑んだ。
今大会には旭、瀬谷、栄区を除く市内15区の支部から推薦を受けたチームが参加。同クラブは4チームで行われた西区予選トーナメントを勝ち抜き、決勝トーナメントに進出した。
決勝戦では優勝候補の西谷クラブ相手に接戦を繰り広げた。初回、先頭打者本塁打で山友軽井沢クラブが先制するも、2回裏に追いつかれる。6回表に同クラブが1点、その裏に1点を返され、同点のまま向かえた延長8回表に同クラブが8点を取る猛攻を見せ、そのまま逃げ切った。
主将の豊住裕太さん(軽井沢中3年)は「久々にみんなと一緒に戦えて楽しかったです。高校でもまた一緒に戦えたら」と話した。
全試合スタメン出場した吉島秀さん(軽井沢中3年、中本牧シニア所属)は「かつて一緒にプレーした仲間と野球ができたのは嬉しかった」と語る。同クラブの監督を務めた軽井沢中野球部の鈴木祐輔監督(32)は「みんなのびのびとやっていた。横浜スタジアムで勝利できたという経験は今後の高校野球でも活かしてほしい」とエールを送る。
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