西区の市立宮谷小学校(奈良輪孝雄校長)で11月21日、算数への理解を深めようと(公財)日本数学検定協会から講師を招き5・6年生を対象とした体験教室「秒速1mへの挑戦」が行われた。
この取り組みは、同校の保護者や地域ボランティア主催による「土曜わいわいタイム」の一環で、同協会による教室は初めて。当日は児童20人が参加した。
講師を務めた同協会の高田忍さんは、会場となった体育館でまずは三角形から四、五角形など多角形探しを子どもに指示した。身近なところで”算数”にふれた後に、体育館の端から端を歩測して距離を把握。決められた時間で一定の距離を歩く練習に取り組み、秒速1mの速さを子どもたち自身が体感した。5年生の女子児童は「普段したことがないので、なんかおもしろい。これが算数なのかわからない」と無邪気に話していた。教室を企画した地域コーディネーターの西山孝子さんは「体を動かすことで、子どもたちが楽しみながら学ぶことに期待しています」と話していた。
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