西区の西前小学校で12月21日、児童が地域の高齢男性から料理を学ぶ交流会が行われた。
料理を指導したのは、昨年度西区が実施した「男子厨房に入る会」の受講生有志で結成する「ぐるめ・にし」のメンバー。同会は活動目的のひとつとして料理を通じた地域との交流や貢献を掲げている。今回の交流会はその取組みの一環として、西区や市民活動支援センター、そして同校はまっ子ふれあいスクールの協力で初めて実現したもの。
当日は、同スクール在籍の児童約20人と同会から6人の”町のおじさん”が参加。この日の献立は握らず手軽に作れる「おにぎらず」と味噌汁で、ぐるめ・にしのメンバーがご飯を炊き、中に挟む具材は唐揚げやシーチキン、ふりかけ、チーズ、かにかまなどを用意した。
児童はメンバーの指導を受けながら好きな具材を挟み、大小さまざまな個性あふれるおにぎらず作りに挑戦。児童たちは「包むのが楽しかった」「今度はサラダを一緒に作りたい」と楽しそうに話していた。
同会事務局長を務める小松秀夫さん(70)は「自分の孫よりも小さい子どもたちと触れ合えて楽しかった。今後もいろいろな料理を学びながら、地域の役に立つ活動を考えたり、また子どもたちにも教えてあげたい」と話した。
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