フェイスブックページ『憧れのまち本牧』の管理人を務める 別府 智子さん 中区本牧宮原在住 56歳
本牧をSNSで活性化
○…ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「フェイスブック」上で『憧れのまち本牧』を立ち上げて5年。1月には閲覧者からの「いいね!」が5000を超えるなど、本牧情報を知る一つのツールとして広がりを見せつつある。「投稿内容に責任がでてきて正直しんどい」と一度はやめようと考えたが、以前紹介した飲食店から、同ページのおかげで子育て世代の来客が増えたと感謝され「少しは役に立っているんだ」と継続を決めた。
○…横浜との関係は、1989年の博覧会にさかのぼる。パビリオンに関わる夫の仕事の関係で、1年ほど三ツ沢に住んだ。時間があったので市内をうろうろ。「米軍の接収解除間もない本牧の独特な雰囲気に魅力を感じた」と振り返る。そして2009年の横浜開国博Y150。夫の仕事で再び横浜へ。今度は”憧れ”の本牧に居を構えた。横浜の地域SNS『ハマっち!』に出会い、ITにまったく縁のなかった生活が一変、ヘビーユーザーに。そこで広がった人の輪が基となり、「本牧を盛り上げていきたい」と意気投合した。
○…奈良県橿原(かしはら)市出身。短大卒業後に大手広告代理店・博報堂に事務職として入社。大阪勤務でありながらも「当時はハマトラブーム。そのころから横浜に憧れがあったのかな」。高校の同級生である夫とは25歳で結婚、子ども2人の4人で暮らす。現在は日本年金機構(旧社会保険庁)の鶴見年金事務所で働く。「本牧は暮らしやすい。一度つながると心を開いて付き合ってくれる」と話した。
○…「憧れのまち」という視点は、外部からのもの。「地元から見た本牧の情報をもっと盛り込んでいきたい。もっと地域の方とのつながりを広げていきたいと思っています」と語る。そして、地域を愛する人と人とをつなぐ活動を進め、いずれは30、40代の若手に「『憧れのまち本牧』をバトンタッチできれば」と目を細めた。
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