4月1日付けで西区長に就任した 吉泉 英紀さん 市内在住 55歳
区民目線の区役所運営を
○…スリムで背が高く、柔らかい笑顔で熱っぽく語る。西区については「人情や下町情緒溢れる地域と、みなとみらいなど横浜臨海部の中核を担う地域、そして世界有数の乗降客数を誇る横浜駅など、都市の魅力が詰まった場所。地域の更なる発展に区民の皆様の期待も感じます。そのような西区に区長として来られて大変ありがたく、責任の重さを感じています」
○…1983年横浜市入庁。これまで港湾局や鶴見区役所など12カ所の部署を経験し、初の区長就任。総務局時代には「区の機能強化」をテーマに組織改編を担当。それまで区役所内で別々だった福祉事務所と保健所を一体化する福祉保健センターの設立を推進。重視したのは「区民の皆様にとってわかりやすいか、利用しやすいか」ということだった。「例えば育児相談は福祉事務所に相談するのか、保健所にするのか、一般の方には違いが分かりづらいもの。専門性を重視する視点からすれば別々の組織のほうがよいかもしれないが、区民の皆様の視点で考えたら一つの窓口であるほうが便利ですよね」。事もなげに言うが、当時は大きな組織改革。それ以降、「区民の視点」で問題解決に取り組む姿勢をモットーとしてきた。
○…東京都出身で中学時代に横浜へ。高校時代には音楽に夢中になるなど多趣味な一面も。今の趣味は週1回のジム通い。週末には時間を作り、区内を自転車でくまなく回り「西区の魅力を体で覚えたい」と白い歯を見せる。
○…区政への意気込みについては、「2年前の区制70周年に区民の皆様の一体感が高まったことを感じます。にこまちプランの第3期もスタートしました。防災・減災などの取組みはもちろん、子どもたちにとって『故郷(ふるさと)』となる街、西区を誇りに思えるような街づくりを区民の皆様と進めていきたいと思いますので、今後ともご協力よろしくお願い致します」
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