京急日ノ出町駅近くの西区東ケ丘の地域交流拠点「カサコ」が、約2年掛けた改修を終え4月9日に開所された。
20代からの若手が中心となり、横浜市の助成金も得て築60年近い長屋を改修。費用を抑えるため、解体や壁の塗り直しなどを出来るだけ自分たちで行ったほか、軒下の石畳は市中央図書館前の野毛坂で使われていた「ピンコロ石」を市から譲り受け、地域住民と一緒に敷き詰めた。
リニューアルオープンとなった開所式には東ヶ丘町内会の羽田照正会長や市職員、改修に関わった企業や住民ら関係者約50人が参加。運営の共同代表を務める加藤功甫さんは「3年前に東ケ丘に引越してきて、これまでいろいろな人々に助けて頂いた。散歩中にふらっと寄れたり、英会話教室や料理教室など、地域と世界に密着した場所にしながら、恩返しをしていきたい」と語り、羽田会長も「地域を盛り上げる牽引役としての活躍を期待したい」と話していた。
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