横浜キワニスクラブ(粟飯原吉伸会長)は6月2日、西区のホテルで第39回目となる「社会公益賞」の贈呈式を行った=写真。
今年の受賞者は、障害者支援を行う「NPO法人・e―ライフサポート」=鎌倉市。同団体は、1985年に地域作業所を設立し、障害者および広くサービスを必要とする人に対する生活支援の組織化などに取り組んできた。その功績をたたえ、5件の候補の中から選考委員会の全会一致で選定された。
同団体の平塚惠一理事長は「設立当初は、作業の場所を確保するのがとても大変でした」と語り、その後、ドライフラワーづくりに挑戦してきたことや、低価格の花の輸入で事業が立ち行かなくなったことなど、これまでの歩みを振り返った。また支援を必要とする人たちに対して、法的サービスがおよばない狭間を「私たち民間の力で補っていきたい」と意気込みを語った。
同クラブでは1976年に同賞を制定し、社会公益に貢献する団体・個人を毎年表彰している。
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