三河湾に浮かぶ佐久島の中学生が6月9日、修学旅行の一環として南本牧ターミナルなどを見学した。
訪れたのは同島唯一の中学校、西尾市立佐久島中学校3年生の全5人。横浜案内を担当したのは、大手総合物流会社の(株)日新(筒井博CEO)=本店・中区尾上町6の81=で、創業者が佐久島出身という縁から、以前より同校の修学旅行生を受け入れている。
南本牧ターミナルでは、児島大介営業所長が、生徒たちにターミナルの役割や島国日本の海上輸送の重要性、またコンテナを運ぶクレーンなどについて説明した。日頃目にすることのない長さ12mにおよぶコンテナが積み上げられた様子を前に生徒からは、コンテナの種類や耐用年数、費用に関する質問がとんだ。鈴木雄大さんは「コンテナを運ぶクレーンの技術力がすごい」と目を丸くしていた。
同校の牧野高士校長は「地元出身者が創業した会社を知ることと、将来の選択肢の1つとして視野を広げることが目的」と話し、その場を提供した日新に対し感謝の意を示していた。
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