中区歯科医師会(有馬 二会長)が6月2日、中区役所で高齢者の口腔ケア啓発を目的とした講演会を行い、約30人が参加した。
同会の蕭(しょう)敬意さんが、食事のメニューや噛むことと認知症の関係、唾液の重要な役割などについて、事例を交えながら講演。口内の細菌等が誤って肺に入って発症する「誤嚥(ごえん)性肺炎」が、高齢者の死因の上位であることから「口の健康が全身の健康に直結する。日々の口腔ケアをしっかり行って欲しい」と呼びかけた。
また会場では唾液検査や口臭検査も無料で実施。検査に立ち会った同会の松井隆史さんは「口内の状態が数値化されることで、より気を付けようと思ってもらえたようだ」と話していた。
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