３者が参加した協定式（８日）。中央はＩＤＥＣの牧野孝一理事長
横浜市内の中小企業などを支援する（公財）横浜企業経営支援財団（以下、ＩＤＥＣ）は６月８日、（株）三菱東京ＵＦＪ銀行とアユタヤ銀行との３者で「海外ビジネス支援事業の連携と協力に関する協定書」を締結した。
これは、タイと横浜市の産業経済発展のために、市内中小企業の海外展開支援を３者で連携して実施することを目的としたもの。
提携記念として８日に行われたタイ・ＡＳＥＡＮセミナーには、同地域への進出に興味をもつ約60の事業者が参加した。ＩＤＥＣでは、これまでも海外ビジネスの専門家や弁護士による相談メニューや、タイ・ベトナム・ミャンマーなどの東南アジアでの現地調査・相談・手配を行うサポートメニューを展開してきた。今回の３者提携を受けＩＤＥＣの担当者は「中小企業がタイに進出する際のメニューがそろった」と支援体制の充実化に期待する。
三菱東京ＵＦＪ銀行は、２０１３年12月にタイの大手銀行であるアユタヤ銀行を子会社化、現地の情報を直接把握できる環境が整ったことで、今回の協定書締結が実現した。
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