障害者と地域住民がともに楽しむことを目的に20回目を迎えた『ポレポレまつり』が10月29日、本牧いずみ公園で行われた。
本牧通りに面した公園入口に設置された特設ステージでは、聖坂養護学校の生徒による太鼓演奏や中区障害者地域活動ホームの利用者によるヒップホップダンスの披露など、障害者自らが出演し、会場を盛り上げていた。
園内には、精神・知的・身体など様々な障害がある人が働きまた生活する作業所など約30団体が出店。また、会場には同日開催の「本牧かぼちゃまつり」スタンプラリーポイントも設置されており、仮装した子どもたちの姿も多数みられた。
実行委員長で中区障害者団体連絡会の池田信義会長は開会のあいさつで、今年4月施行された障害者差別解消法にふれ「障害への理解を深める一助になれば」と期待し「障害者と街で出会って自然にふれあえるコミュニティになればと願っている」と話した。共催した中区社会福祉協議会の金子豊会長は「皆様の協力があって今がある」と感謝していた。本牧で不動産会社を営む70代の男性は「障害者のイベントがこのように盛大にできるのは、この町の誇り。老人ホームから保育園に障害者施設もあり、共生の町です」と話していた。
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