5月12日に贈呈式が行われた「第52回神奈川県看護賞」に、中区所在の団体から2人が選ばれた。その受賞者を2回にわたり紹介する。
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(社福)横浜市福祉サービス協会に所属する落合惠子さん(61)は、昨年3月まで市立病院や市民病院など、市の看護職員として働いてきた。集中治療室(ICU)や脳外科病棟などを経て、現在の市立大学市民総合医療センターの救命救急センターの開設準備を担当。この業務を通して、病院組織全体を知るとともに、医師・看護師だけでなく、医療にかかわる人たちの存在や働きを認識し、院内外の他職種とのネットワークを広げた。
その経験もあり、管理職になってからは職場環境の改善に注力。夜勤の12時間2交代制の導入や、新人看護師教育のガイドライン策定などを実現した。これらの「働きやすい職場づくり」が評価され、今回の受賞となった。
定年後の現在は、介護職を養成する団体に所属し、これまでの豊富な経験を生かして研修や講義などを担当している。「利用者さんがその人らしい在宅生活ができるように、看護と介護のコラボレーションを目指す」と語る。
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