中区山下町で親子サロンなどを手がける株式会社ウィルファン(堀川珠枝代表)は、6月より障害や病気でケアが必要な子ども向けの洋服を販売している。
これは「いつも同じ服ばかり」「着替えをするだけでも一苦労」など、ケアが必要な子どもを持つ母親たちの声を受け、昨秋から製作をはじめたもの。
活動の趣旨に賛同したプロのデザイナーを中心に服飾スタッフ9人で製作している。堀川さんも自分の孫が低出生体重児で、着用できる服が限られていた経験から、その必要性を感じていたという。
洋服はファスナーやスナップボタンで肩から開閉できるようになっており、一枚の布のように身体に巻きつけて着せることができる。胃ろうや気管切開などで身体にチューブを取り付けていても着脱が容易だ。既製品のリメイク(4500円〜)とオリジナル(7000円〜)の2種類を、親子サロンとウェブで販売している。サイズや素材などの相談も受け付けている。
堀川さんは「誰でも容易に着替えができ、ケアが必要な子どもを皆で支えることができる」と話した。
(問)同社【電話】045・228・7743
中区・西区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
80周年記念事業で地域のつながりを3月28日 |
|
<PR>