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向洋電機土木が模範事業所に

安全運転で県内初 9年間、無事故無違反
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2010年7月29日号

現在は18台の車両を持つ(後列右から2人目が倉澤社長、左隣が横澤さん)
現在は18台の車両を持つ(後列右から2人目が倉澤社長、左隣が横澤さん)

 井土ヶ谷下町の向洋電機土木株式会社(倉澤雅彦社長)の安全運転活動が模範的だとして南警察署などから「ロードリーダー等育成モデル事業所」に指定された。同事業所の指定は県内で初。独自ルールによる安全運転への取り組みが高く評価された形となった。(「人物風土記」に関連記事)

 ロードリーダー等育成モデル事業所は、県安全運転管理者連合会と県警が指定を行う。交通ルールを守り、正しい交通マナーを心得た運転を実践する「ロードリーダー」を育て、事故防止へつなげることを目的にしている。

 今回の指定は、以前から同社の安全運転への取り組みが評価されていたことから南安全運転管理者会(落合裕介会長)と南警察署が行った。期間は7月15日から1年間。

独自の技術審査

 同社は1965年創業。県内を中心に商業施設やマンションなどで電気工事を行う。従業員は24人で、18台の車両を持つ。

 従業員の運転技術に差があり、事故の可能性が高まるとして、5年前から技術のチェックを始めた。同社の安全運転管理者である横澤昌典さんが従業員の車に同乗し、一時停止の時間や左右確認の有無を厳しく審査。「普通なら問題のないレベルでも不合格とした」と横澤さんが言うように、最初のチェックでは18人中9人が「不合格」となり、業務中の運転が禁止された。その場合、「合格」を得られるまで、電車やバスで移動することになる。

 ほかにも、運転記録証明書を取り寄せ、プライベートでの違反がないかも確認している。横澤さんは「運転免許には『仕事用』や『プライベート用』があるわけではない」とその理由を説明。工事作業現場では車が汚れやすいが、車内、車外の清掃もこまめに行う。「車両はリースでも大切に扱うことが安全運転につながる」と倉澤社長。

 これらの取り組みの結果、同社では約9年間、業務中の交通事故、違反がないという。

 県内では約9700事業所が各地の安全運転管理者会に加盟。その中で初めてモデル事業所に指定されたことを倉澤社長は「今までの取り組みが認められたことを誇りに思う」と話し、「安全運転への意識を今まで以上に強くし、ロードリーダーを目指す企業を増やせれば」と、事故防止の輪をさらに広げていきたいとしていた。

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