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2010年8月19日号
南吉田町の町内会が中心となったまちづくり組織が横浜市の地域整備事業を活用し、日枝神社付近を宮通りにふさわしいものにしようと取り組んでいる。石造りのモニュメントや地域の歴史を紹介する案内板の設置へ向けて準備を進めており、「歴史と文化のあるお三の宮通り」を目指す。
大岡川と鎌倉街道・16号線に挟まれる位置にある南吉田町。伊勢佐木町方面から日枝神社付近までに約1000世帯が住んでいる。
地域の高齢化が進んだことなどから2008年9月、南吉田町町内会(中谷寛会長)の役員が中心となり、「お三の宮通りまちづくり委員会」を結成。地域活性化へ向けての取り組みを始め、歩道に桜やツツジを植えるなどしてきた。
さらに、日枝神社につながる通りを宮前の雰囲気が感じられるようにすることを計画。まちづくりの専門家からのアドバイスを受け、石のモニュメントや歴史・文化を紹介する案内板の設置などを企画し、「お三の宮」の愛称で親しまれる神社を意識したプランを策定した。中谷会長は「お三の宮を中心とした歴史や文化を地域住民や来街者にも知ってほしい」という。
同委員会は市が市民主体の地域整備提案を支援する「まち普請(ぶしん)事業」にモニュメントと案内板の設置を行う計画を応募。6月にほかの市内6団体を含めた1次審査が行われ、満点で審査を通過した。来年2月の2次審査に合格すれば、市から最大で500万円が助成される。
8月からは、モニュメントや案内板を段ボールなど使って作る作業を始め、実際に設置した際のイメージをふくらませている。案では町内の10ヵ所に石どうろうを設置する予定。
中谷会長は「高齢化が進む中、コミュニティをつなぐきっかけになれば」と計画そのものをまちづくりの基礎にしたいとしていた。
8月から始まったモニュメントの試作作り