市立南中学校の女子柔道部が１月に行われた横浜市中学校選手権の団体戦で初の優勝を果たした。３位に入った男子とともに、２月６日に行われる県大会に出場する。
昨年は準優勝に終わったこの大会。草野晴香さん（２年）は「先輩たちが果たせなかった分、優勝したかった」と高い目標を掲げた。順当に勝ち上がり、決勝の相手は大会４連覇を狙う六角橋（神奈川区）。「ほとんど差はなかったが、勝ちたい気持ちで上回っていたのかも」と草野さん。強豪を下して、初の優勝を決めた。
「今まで支えてきてくれた人に感謝したい」と草野さんは話し、「個人のレベルも上がっているので、県大会でどこまで通用するか楽しみ」としている。
昨年の同大会で優勝した男子。３位という結果に部長の山口翔君（同）は「個人の勝とうという執念が欠けていたのかも知れない」と振り返った。個人戦の90kg超級で優勝した江利川啓君（同）は「強い気持ちで県大会に挑みたい」と話している。
個人では江利川君のほかに、50kg級で齋藤達哉君（同）、女子48kg級で清田真由さん（１年）、70kg級で中野結衣さん（２年）の４人が優勝。個人戦では14人が県大会に挑む。
指導する竹内勝広教諭は「気後れすることなく戦ってほしい」と話している。
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