―今後、力を入れていきたい取り組みは何ですか。
渋谷 自民党の横浜のメンバーが練り上げた8つの条例案を議員提案などの手法で制定させたい。4年間の経験の中で議会の質疑が形骸化している部分もあると感じたので、議会改革も行っていかなければならない。ほかにも、夏へ向けた節電策を示したマニュアル作成を市に訴えたい。
―南区の課題とそれへの対応策を教えてください。
渋谷 南区には25か所の地域防災拠点がある。例えば、災害時に人口の半数がこの25か所に避難した場合、備蓄している缶詰などは1日でなくなってしまう計算になる。先の震災でも明らかになったように、現実に即した対応策を考えなければならない。
―南区の魅力をどのように感じていますか。
渋谷 下町らしく、人情味があり、地域の絆も強い。その絆を強くすることは、災害の際にもメリットが大きい。南区の地域の良さが市全体のモデルになればとも思う。
―林市長の市政運営をどのように評価していますか。
渋谷 市長が何をやりたいか分からない部分がある。待機児童など個々の対策も重要だが、横浜が持っている可能性を示し、市全体が元気になれるようなグランドデザインを示してほしい。情報の発信力が弱いのではと感じる。
―市会議員の役割をどのように考えていますか。
渋谷 市民に一番近い存在として、市民の体温や生活感を肌で感じ、それを市政の中で具体化していくべきだと思っている。
―南区民へメッセージを。
渋谷 みなさんの声を受け止め、議員として情報発信を続けていきたい。
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