県政報告 お茶生産者を支援 神奈川県議会議員民主党・かながわクラブきしべ 都
県会議員として初めて臨んだ県議会定例会が7月14日に終了しました。
私は環境農政委員会に所属しています。この委員会では、福島第一原発の事故により足柄茶から規制値を超える放射性物質が検出されたことなどへの対応について議論してきました。
まず、県では、出荷停止などの被害を受けた生産者が東京電力に損害賠償をスムーズにできるよう、対策会議を開きました。また、無利子の「つなぎ融資」制度を創設し、生産者を経済的に支援しています。さらに、お茶の葉が汚染された原因を調査し、放射性物質が古葉から葉面、新芽に移動したものと推定しました。原因を明らかにし、安心して生産できるような取り組みを進めています。
私も被害を受けた清川村を視察し、生産者の方からお話を伺いましたが、心を込めて育ててきた茶葉を廃棄せざるを得ない状況に胸を痛めました。
お茶だけではなく、福島県から出荷された牛の肉からもセシウムが検出されました。すぐに県内の流通先を確認し、7月22日までに保管されていることが判明した牛肉の放射性物質を検査をしたところ、食品衛生法上の暫定的規制値を下回っていることが分かりました。引き続き、県内の農産物などの安全性を確認し、ご報告していきます。
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