石川小学校6年生の斉藤あかりさんが8月10日に行われた「よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト」の小学校の部で最優秀賞にあたる市長賞を受賞した。
同コンテストは国際平和などをテーマに市内の小中学生がスピーチを行うもの。今回は約5万人の児童・生徒が参加。小学校の部には南区の予選会を通過した斉藤さんら各区の代表児童19人が出場した。
斉藤さんのスピーチテーマは「環境マスターをめざせ」。昨年の冬、自宅で電気製品を同時に使い、ブレーカーが落ちた。慌てて近くに住む祖母に電話すると「電気の無駄使いはダメ。今度、いいことを教えてあげる」と言われた。その後、祖母から電気に限らず、環境に配慮する生活の知恵を教えてもらい、斉藤さん自身が”環境マスター”になっていくという内容。
祖母からは、米のとぎ汁を捨てずに植木にかけることや、野菜の切れ端をよく煮て食べることなどを学んだ。「それまで、部屋の電気が付けっ放しだったり、環境にやさしいことを何もしていなかった」という斉藤さん。自宅では祖母から教えられたことを今でも実践しているという。
夏休み中も自宅の鏡の前でスピーチの練習を重ねた。担任の齋藤由美子教諭やスピーチを指導した工藤こずえ教諭は「本番が一番良くできた」と口を揃える。
動物が出てくる小説が好きで、小説家になることを夢見ている。斉藤さんは「今やっていることを大切にし、学んだことを多くの人に伝えたい」と目標を掲げる。
中学校の部には南区代表として平楽中学校3年生の富永裕貴君が出場した。
8月23日には市役所で子ども国際平和プログラム「子ども実行委員」の委嘱式が行われた。林市長から委嘱状を受け取った斉藤さんと富永君は今後、平和募金活動などを行っていく。
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