大岡3丁目の洋服製造業「テーラー小室」の小室好美さんが手掛けたスーツがこのほど、注文洋服の製造販売業者などで構成される県洋服商工業協同組合(遠藤良次理事長)のファッションショーで披露された。
ショーは同組合員の親睦を深める食事会とともに行われ、小室さんを含む6人が自信作を披露した。
「勝負服」「キメ服」をテーマに、スタイリッシュに都会に生きる男性の一張羅、晴れ着を出品。ファッションアイテムとしてのスーツをコンセプトにモダンなスタイルを表現した。
遠藤理事長はファッションショーを技術者集団として研鑽を積むためと説明。「今後も注文洋服、手づくりの良さを発信したい」と話したほか、会員の高齢化にもふれ、「技術を継承するため、後継者の育成に力を入れたい」と語った。
洋服作りに携わり60年近い小室さんは「注文服は生地が良く、しっかりしている。20年以上も着続けられるほど長持ちする。最近は注文が少なくなっているが、着ていただける方に喜んでもらえるように頑張っていきたい」と洋服作りに意欲を見せていた。
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