弘明寺商店街(鈴木一正理事長)で中学生の職場体験が相次いで行われた。
1月には港南中学校の2年生19人が訪れ、商店街中央のさくら橋上で商品販売を行った。同校の総合学習の一環として行われたもので、社会の一員として自覚を持ち、職業観や勤労観について理解を深めることが目的。3年前から同商店街で体験を続けている。
商店街内の果物店や和菓子店、靴店などの商品を机に並べ、生徒が「いらっしゃいませ」と大きな声を出しながら買物客を呼び込んだ。ケーキを販売した大塚麻衣子さんは「『食後にケーキはどうですか』と時間帯によってアピールの内容を変えた。笑顔で話しかけることが重要だと感じた」と話していた。
2月7日には南が丘中学校の2年生8人が訪れ、同様に販売を行った。いよかんや酒かすを手に取りながら買物客の足を止めようとしていた。
生徒を見守っていた商店主は「元気な中学生の方が我々より売り上げが多いかも」と冗談交じりに語り、”中学生店長”たちの活躍に目を細めていた。
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