市会全会一致で意見書の提出を可決 ニッタオンライン市政報告【18】 電気料金値上げの抑制求める 公明党横浜市会議員団 仁田まさとし
3月23日に市会定例会が終了し、2012年度予算が議決されました。
最終日には、2月23日の本会議で私が提案した東京電力の電気料金値上げ抑制と電力制度改革の推進を求める政府への意見書提出が全会一致で可決されました。
東京電力はこの4月から企業向け電気料金の値上げを予定しています。市の試算では、値上げにより市は年間約20億円、市内企業は200億円以上の負担増となり、経済活動、市民生活に重大な影響を与えます。
政府が東京電力に値上げ抑制へ努力するよう指導することを求めました。
市民協働条例の議員提案目指す
公明党横浜市会議員団では「市民協働条例」の議員提案を目指しています。
市民協働とは、公共的分野で市民・民間団体と行政が対等な立場で協力して事業を行うことです。行政の枠にとらわれず、民間ならではの取り組みで市民の福利向上を目指すものです。
現在の「市民活動推進条例」では、市民活動の一部に助成金の支給などを行っていますが、市民と行政が対等な立場で推進する市民協働についての条例上の明確な制度化はなされていません。そこで、市民活動推進条例の趣旨を生かしつつ、新たな条例を制定しようと考えています。
私たちが考える条例案では、これまでの市民活動に対し、従来通りの支援を定めます。新たに市民協働事業の展開について、市民の参画の仕方や市民と市の間で結ぶ契約の方法、市の負担などを明確に規定します。また、「市民協働推進委員会」を設置し、市民協働を進めていきます。
市民の代表であるとともに行政の監視役である議員こそが、この条例を提案する責務があると自覚し、議員提案を目指します。
関係者の長年の努力が実り蒔田駅に待望のエレベーター
地下鉄蒔田駅に3月31日、地上から改札階までのエレベーターと上下のエスカレーターなどが新設され、3番出入口の使用が始まります。これにより、駅構内で火災が発生しても、2つの方向から避難通路が確保されます。
これで地下鉄全40駅にエレベーターが設置されました。地下鉄駅へのエレベーター設置は、公明党が主導で制定されたバリアフリー法により促進されました。
蒔田駅のエレベーターは利用者の要望も強く、関係者の長年の努力によって開設されたものです。私も初当選直後の1995年に市会本会議で設置を、2003年から2方向避難通路の整備を主張していました。
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