六ツ川の県立横浜国際高校がサウジアラビアの国営石油会社「サウジ・アラムコ」から基金提供を受け、その一部が同校でアラビア語を学んでいた生徒3人に奨学金として渡された。
同校は六ツ川高と外語短大付属高が統合して2008年に開校。外国語学習に力を入れ、英語のほかに学ぶ第2外国語の選択科目に全国の公立高校では初めてアラビア語を導入している。
奨学金の提供は昨年から始まった。今年はこの春に同校を卒業した森松稜君、富田愛舞さん、埴原碧さんの3人が対象となった。
3月には贈呈式が行われ、同社の東京支社である「サウジ・ペトロリアム・リミテッド」の小池栄樹さんから目録が手渡された。森松君は「今後もアラビア語を勉強していきたい」、富田さんは「大学ではイスラムについて学びたい」と意欲を見せ、埴原さんは「将来はサウジアラビアの経済発展につながる仕事をしたい」と夢を語っていた。
同校の羽入田眞一校長(当時)は「いろいろな文化を偏見なく見られるようになってほしい」と3人にエールを送っていた。
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