100人以上の高齢者が同じ食事を味わいながら、楽しくおしゃべりをする―。
六ツ川地区で約35年間、毎月続いているのが同地区社会福祉協議会(松原和子会長)と食事サービスおしゃべり会(福本紀子会長)の取り組み。
1978年、一人暮らしの高齢者の交流の場として食事サービスを開始。参加者は200円を払い、用意された手作りの弁当をみんなで食べるスタイルを続けている。
12月11日に六ツ川一丁目コミュニティハウスで行われた会では、山菜おこわや同地区の畑で採れた大根の煮物などが用意され、食後には喫茶店「ぱぁら〜泉」からケーキとコーヒーも提供された。参加した石井好子さんは「一人暮らしで外に出る機会がないので、この場が楽しみ」という。
毎月のメニューはメンバーが交代で考えており、「大変だけど、それが楽しい」と福本さん。会では食事後に簡単な体操を指導する松原さんは「ここに来て元気になってもらえれば」と今後も温かい食事と笑顔を提供していく。
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