新年会も持参した箸で食事をした
本大岡地区町内会連合会の中島町３・４丁目町内会（八代治郎会長）では、エコの取り組みを進めようと、３年前から「マイ箸」運動を進めている。
町内会が２カ月に１度行う食事会では割り箸を使わず、参加者が自宅から箸を持参。忘れた場合は、町内会が用意した箸を50円で購入する仕組みになっている。
「導入当初は箸を忘れる人も多かったが、買わないと箸が手に入らないと分かると、みんなが持ってくるようになった」と八代会長。運動を始める前は、各行事で割り箸を年間約１０００膳は使用していたという。
１月19日に行った町内会の新年会でも約40人が「マイ箸」を持参。参加者からは「自分の箸で食べるとよりおいしい」などの声が聞かれた。新年会では料理を頼んだ店舗から皿やコップを貸してもらい、紙皿、紙コップも使用しなかった。
マイ箸運動は徐々に本大岡地区のほかの町内会にも広がっているという。八代会長は「エコの意識をもっと高めていきたい」と意欲を見せている。
■中島町３・４丁目町内会…設立１９５３年７月、加入世帯数４５０
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