劇団ひまわりの公演「コルチャック先生と子どもたち」が8月23日から25日まで吉野町市民プラザで行われる。同劇団が市民プラザを使って稽古をしていることから企画されたもの。
この作品は、第二次世界大戦中のポーランドで孤児院長として200人の子どもたちをナチス・ドイツの迫害から守ろうとしたヤヌシュ・コルチャックを描いたもの。同劇団では1995年から演じている。
公演には75人が出演するが、数人を除いてほとんどが子ども。今回は、同劇団員とともに出演する市民を一般から募り、オーディションを実施。日枝小の児童など、本格的な演劇経験のない6人の子どもが選ばれ、劇団員と同じ舞台に上がる。コルチャック役は同劇団で50年以上のキャリアを持つ福島靖夫さん、コルチャックを支えるステファ役を宝塚歌劇団の星組トップスターだった日向薫さんが務める。
5月から稽古を始め、夏休みに入り、ピッチが上がってきた。演出する山口泰央さんは「稽古を通して子どもたちが本当のクラスメートのようになってきた。これからも地域の方と一緒に作品を作っていきたい」と話している。
公演は23日が午後6時30分、24日が午後2時30分と6時30分、25日が午前11時30分と午後3時30分から。チケットは3千円。詳細は同プラザ【電話】045・243・9261。
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