浦舟町2丁目への移転準備が進んでいる南区総合庁舎の建設工事が来年1月にも始まる。予定地は2011年6月から民間企業に貸し出され、駐車場になっていたが、11月27日で営業を終え、閉鎖された。
閉鎖された駐車場は関東緑花株式会社(本社・立川市)が市から借りた土地に作ったもので、同社は建設予定地の約半分の3984平方メートルに100台分の駐車スペースを確保し、時間貸と月極駐車場にしていた。
業務開始は16年
市が公表している新庁舎の設計図面などによると、建物は区役所・公会堂棟と消防署棟、土木事務所棟の3棟で成り立つ。まず、中心となる地下1階、地上7階建ての区役所・公会堂棟から建設を始める予定。「災害に強い安全・安心な総合庁舎」をコンセプトにし、区役所・公会堂棟と消防署棟は免震構造になっている。
業務開始は2016年1月の予定で、約2年での完成を目指す。
庁舎移転を管轄する市民局は「12月の市会で議決を受けから建設業者と本契約を行い、工事開始は年明けになる」という。
寿東部連合町内会の武田勝会長は「工事開始が近付けば地元からいろいろな意見が出るのでは」と話す。
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