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南区版 公開:2013年12月12日 エリアトップへ

母乳育児支援コラム6 抱いて、見つめて、話しかけて 保健師 朝倉 きみ子<母子不分離の原則>

公開:2013年12月12日

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子どもを抱きかかえて授乳するベニガオザル
子どもを抱きかかえて授乳するベニガオザル

 ほとんどの哺乳動物は出生直後の新生仔を母親の手元から離すことはありません。自然界では子どもが親から離れてしまうことは死を意味します。

 子猿が母親の乳房にぶら下がっている姿を目にしたことがある方は多いでしょう。子猿は、ある時期になるまで母親と常に行動を共にし、サル社会を観察し、学習して育ちます。これを「母子不分離の原則」と言います。

「原則」から外れた人間

 私たち人間も哺乳動物です。しかし、人間はミルクという母乳代替用品と優れた哺乳瓶を開発することにより、母子不分離の原則から外れることになりました。

 太古の昔、人類が発生した時から母乳を与え続け、命をつないできました。母乳は空気や水と同じようになくてはならないもので、大切なもの。文明や科学が発達し、便利な時代ですが、今改めて母乳の大切さを実感したいものです。

哺乳動物として

 おっぱいを継続することで、子育てにおいて親は多くのことを学ばされ、親としての成長を促されます。これからの母乳育児支援は、哺乳動物として子を生み育てていくことの大切さを知り、周りの人は余分な介入をせず、見守ることが大切だと思います。
 

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