中村町の地域活動ホーム「どんとこい・みなみ」を12月14日、サンタクロースやトナカイに扮した15人が訪れ、自閉症や知的障害のある子どもとのクリスマス交流会を開いた。
これは、企業やNPOが中心になって行っているボランティア企画「横浜サンタプロジェクト」によるもの。サンタに扮した15人は、新川町に事業所がある「野毛印刷社」と自動車販売「マツダ」の社員。同プロジェクトは「横浜を笑顔でいっぱいに」をテーマに2009年から施設を訪れるなどして、子どもと遊んだり、プレゼントを届けている。この日はパシフィコ横浜前に500人の「サンタ」が集合。そこから市内6カ所の福祉施設を訪れた。
「どんとこい」では、同所で週1回活動する「泉の会でんでん虫クラブ」の小学4年から高校2年の子ども10人とフォトフレーム作りやじゃんけんゲームなどで楽しんだ。
野毛印刷社は昨年からこの企画に参加。同社の大石幸介さんは「事業所近くの施設でこのような体験ができて、達成感が大きい。会社全体でボランティアに取り組んでおり、社員同士のコミュニケーションが図れる」という。「泉の会」の伊藤里香さんは「知的障害児や自閉症の子どもにいろいろな体験をさせたいと思っている中、サンタが来てくれて子どもは楽しそうだった」と、一足早いクリスマスプレゼントを喜んだ。
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