市立大岡小学校(昆しのぶ校長)で1月17日、「公開授業研究会」が行われた。
同校は、児童が地域の魅力を知り、伝えていく授業を全クラスで実施。横浜市と文部科学省の研究指定校やモデル校として、全国から注目を集めている。授業を年に一度、教育関係者らに公開し、教諭らが話し合いを行うことで、授業力と児童の学力向上などを目指している。
18回目となった公開授業には、全国から小学校教諭など300人以上が参加。各クラスで発表された研究の成果と進捗状況に、教諭は熱心に耳を傾けていた。
このうち5年2組は、弘明寺の魅力を知るために商店街の店舗を取材した動画番組を制作。テレビ局が制作した番組との違いを確認した後、改善したい点などが話し合われた。児童からは「自分たちの番組はお店の紹介ばかり。もっと『人』に注目した取材を行うべき」などの意見が出され、訪れた教諭らをうならせた。
千葉県の小学校から参加した女性教諭は「研究過程を記した掲示物をはじめ、一年間の成果がいろいろな形で表れていた」と話した。
同校の土屋葉子副校長は「今後も継続した研究、取り組みを行っていきたい」と述べた。
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