南区版 掲載号:2014年7月24日号

横浜英和女学院が共学に 教育

青学系属校で2018年から

横浜英和女学院の本館
横浜英和女学院の本館
 横浜英和女学院中学高等学校(蒔田町、伊藤美奈子校長)が、2016年4月から青山学院大学(東京都渋谷区)の「系属校」になることが7月18日に発表された。これにより、英和から青山学院大に進学しやすくなる。同時に18年4月から男女共学になることも明らかになり、1880年に設立された伝統の女子校が大きく変化する。

 発表によると、名称は「青山学院横浜英和中学高等学校」の予定。英和女学院は引き続き中高一貫校として現在の蒔田町から移転せず、校訓、校章、校歌、制服なども変更しない。

 「系属校」は同じ学校法人が運営する「付属校」とは異なり、運営はそれぞれ別の学校法人が行う。

 青山学院は、少子化で18歳人口が減少し、大学間の学生獲得競争が今後さらに激しくなることを意識。入学者の水準を確保したい意向も踏まえ、昨年10月、英和女学院を運営する横浜英和学院に系属校化に関する申し入れを行っていた。

 横浜英和学院と青山学院は、ともにキリスト教の「メソジスト派」の学校法人で、教育方針が近いことなどから系属校化が決まった。

進学枠を設置

 16年度以降に英和中高に入学した生徒が、青山学院大学への進学を希望した場合、大学が定める条件を満たせば全員が同大学へ進学できる。青山学院広報部によると、進学の条件は「15年1月までに決定する」としている。また、現在の生徒や系属校化前の入学者に対しても、同大への進学枠を設けたいという。

 14年に青山学院大に合格した英和女学院の生徒は、同年の大学別で最多の17人。英和学院は同大学への進学希望者が「ますます増えるのではないか」と話す。

在校生に戸惑い

 系属校化により、英和女学院が18年4月から共学化される。英和学院は、以前から「男女共生、共働き時代を迎え、将来的な共学化を見据えていた」としており、青山学院大の系属校になることが、共学化実現を後押ししたとみられる。

 共学化の発表に、ある在校生は「この場所に男子が入ってくることが想像できない」と戸惑いを隠せない。今春に高校を卒業した大学生は「英和の名前が残って良かった。学校の将来のためには、共学になるのも仕方がないのではないか」という。

幼稚園受験激化も

 英和学院は幼稚園と小学校を中高に併設させている。幼稚園と小学校は男子も入ることが可能。

 幼稚園から高校まで英和に娘を通わせたある保護者は「系属校になっても、これまでと同様にエスカレーター式に内部進学がしやすいのであれば、青山学院大に進学させようと、幼稚園から英和に通わせようとする保護者が増えるのではないか」と今後、幼稚園受験が激しくなるとの見方を示した。

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