服を着ている時に海や川に落ちてしまったり、流された時の対処法を学ぶ講習が7月17日、市立蒔田小学校(保科泉校長)で行われ、6年生60人が参加した。
講習は水の事故を防ごうと、日本赤十字社神奈川県支部が県内の小中学校で行っているもの。
まず、児童は服を着た状態での浮き方を習った。仰向けになり、あごを上げる「浮き身」の状態を1分近くキープする練習を繰り返した。その後、ペットボトルを胸に抱えると楽に受けることを体験。最後はプールサイドにいる救助役の児童がペットボトルを投げ渡し、浮き身の状態を続けられるようにした。
体験した松田暁音さんは「水の中では服が重くて歩けないことが分かった」と話し、ペアを組んだ渡辺理結奈さんは「身近にあるペットボトルがこんなに役立つとは」と驚いていた。
「落ち着いて浮く」
保科校長は「浮き身の大切さが分かったはず」と水の中で慌てないことが重要だと話した。指導した日本赤十字社の内田直人さんは「おぼれている人を助けに行かず、まずは周囲の協力を得ること」と話し、水に落ちた場合は「落ち着いて浮くことを心がけてほしい」とアドバイスした。
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