南消防署(牧島敬行署長)が7月25日、横浜国際高校外周で「大口径100㎜ホース」を使用した遠距離送水訓練を行った。100㎜ホースを使った訓練は市内で初めて。
訓練は大規模な地震により、山坂が多い南区の高地で消火栓や防火水槽などが途絶えてしまった場合などを想定。低い土地の河川などからホースをつないで水を運び、水圧や放水できる水量などを検証するために実施したもの。消火活動で使用するホースは通常65㎜口径だが、このほど南消防署に配置された100㎜ホースを使用すると、水を分水する金具を取り付けることで、65㎜ホース4口からの一斉放水が可能となる。
訓練には消防署員や消防団員など約60人が参加。つなぎ合わせて全長260mにした100㎜ホースに水を送水後、迫力ある一斉放水を披露した。
参加した南消防団第三分団の細井俊之さんは「1本使うことでこれだけ大量の水が送れる。100㎜ホースの力を感じた」と話した。
訓練は区内で場所を変更し、高地などを中心に今後も実施される予定。
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