子どもの被害をなくせ 県政報告 「児童虐待」対策強化を 神奈川県議会議員民主党・かながわクラブきしべ 都
児童虐待による深刻な事件が後を絶たない中、本県でも5月、県厚木児童相談所が関わりながら、男児の死亡から7年後に遺体で発見される痛ましい事件が発生しました。横浜市の児童虐待による死体遺棄事件に続き、このような事態をなぜ防げなかったのか。県政をチェックする議会の責任を重く受け止めています。
警察への通報も今年5月になってからで、児相や市、教委の対応や所在不明児童の居場所を確認する難しさも浮き彫りになりました。
県は緊急調査し、8月15日までに県児相が対応中の所在不明の子ども54人(政令3市と横須賀市を除く)全員の所在を確認しました。
県議会定例会では「児童虐待対策の拡充を求める意見書」「所在不明児童に関する全国的な情報共有のための仕組みの整備を求める意見書」を全会一致で採択しました。県議団有志も、NPO法人「子ども虐待ネグレクト防止ネットワーク」の理事長の方から、児童虐待対応の問題点や課題について学びました。子どもを守ることが最優先になっていない制度や体制をどのように改善するか。専門家や関係機関とともに取り組まなければなりません。
声なき声に気づき、子どもの被害をなくすためにしっかり取り組んでいきます。
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