会場で試合を待つ高垣さん（写真・本人提供）
六ツ川在住の高垣太志さん（70）＝人物風土記で紹介＝が、栃木県で10月５日に行われた「ねんりんピック」テニス競技に出場した。
厚生労働省などが主催するねんりんピックは、主に60歳以上の選手が出場し、スポーツなどで日ごろの練習の成果を競うもの。
各都道府県や政令指定都市などの代表選手がチームを形成して争う硬式テニス競技には、74チームが出場。60歳以上男子・女子ダブルスと、70歳以上男子ダブルスによる３試合で、２勝したチームが勝利となる。
高垣さんは、５月に行われた代表選考会に勝ち、２００８年、12年に続き、横浜市代表として３回目の出場を決めた。60歳以上男子ダブルスで磯子区在住の諏訪勉さんとペアを組み、浜松市、秋田県、広島市の代表チームと対戦した。
堅守で圧勝
勝ったチームがリーグ１位となる浜松市との対戦では、相手の激しい攻撃に堅い守りで対応し、７対１で圧勝。３戦全勝でリーグ１位に貢献した。
台風18号の影響で予定されたトーナメントによる本戦は中止となった。高垣さんは「中止は悔しいが練習の成果は出せたと思う」と喜び、「またねんりんピックに出場したい」と４回目の大舞台に意欲を見せた。
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