市立井土ヶ谷小学校(伊藤雅代校長、児童数634人)が創立80周年を迎え、10月18日、記念式典と祝賀会が同校で開かれた。
式典にはPTA役員や町内会関係者などが参加。伊藤校長はあいさつの中で「続」をキーワードとし、「これまで行ってきた取り組みを続けることは決して楽ではない。地域と保護者の協力があって、今の井土ヶ谷小学校がある」と話した。記念事業実行委員会の千葉六男委員長は今年度の同校のスローガン「コスモ」を紹介した上で「子どもたちが大きく羽ばたくことを期待する」と語った。
祝賀会の終盤では教員によるバンドが登場。「恋するフォーチュンクッキー」などを演奏して盛り上げた。
理科教育で全国区
同校は1934年10月に当時の大岡小、桜岡小、南太田小に通っていた子どもが集まって開校した。
近年では理科教育に力を入れ、自然との出会いや子どもの知識、経験を拡大させていくことを重視した授業を行う。全国小学校理科研究大会で授業を発表するなど、取り組みは全国でも注目を集める。2009年からは市立横浜サイエンスフロンティア高校(鶴見区)と交流を図るなど、実践の場を広げている。
伊藤校長は「今後も学校目標の『ともに輝きひびき合う子』へ向けて取り組みを続けたい」としている。
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