市立太田小学校(阿部雅子校長)で10月25日、児童と教員、保護者、卒業生、地域関係者らが集まり、学校の将来について語り合う取り組みが行われた。
この取り組みは「ホールシステム・アプローチ」と呼ばれ、組織やコミュニティをつなげ、特定のテーマに沿ってグループで語り合う手法。世界的に企業を中心に行われているが、市教育委員会によると「市内の学校で行うのは初めてではないか」という。
同校からは4〜6年生が参加。約80人の参加者が6、7人のグループになり、太田小の将来の姿を言葉や絵で表現。笑顔の児童や学校から見える富士山などを「残したいもの」として描いた。その後、理想の学校を実現させるために、自分にできることを発表。児童からは「卒業しても、イベントに参加して地域に関わりたい」との声が出ていた。
阿部校長は「8年後の創立150周年へ向けて、この場で出た声を学校の中期計画や行事の中で反映させたい」と話し、具体的な取り組みを進めながら、より良い学校作りへ試行錯誤を続けたいとしていた。
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