市立永田台小学校(住田昌治校長)で11月21日、全国小中学校環境教育研究大会が開催された。
全国小中学校環境教育研究会(棚橋乾会長)が主催し、小中学校や家庭、地域とのネットワークを通じて環境教育の充実と発展を目指すことを目的に全国で開催されているもの。教育関係者など、全国から約250人が同校を訪れ、授業を見学。その後、持続可能な社会づくりの担い手を作る教育をテーマにした講演などが実施された。
同校は環境のために「今できること」に着目した授業を進めており、クラスごとに取り組みを公開した。「もったいないなくし隊」というユニーク名前で活動した4年生グループは、廃油からろうを作ることに挑戦した。クレヨンで鮮やかに色付けされたろうを見た男子児童は「捨ててしまうものから簡単にできた」と驚いた様子で語った。
見学した市内小学校の教諭は「各学年がさまざまな視点で地域を見て、考えていることが素晴らしい」と感想を述べた。住田校長は「環境に対して今から意識を持ち、自分にできることを考える取り組みが広がってほしい」と願った。
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