災害時にボランティアが活動するための拠点の運営シミュレーションが2月19日、南区福祉保健活動拠点「トモニー」で行われた。
南区では2006年、区役所や社会福祉協議会、ボランティア連絡会などの団体が「南区災害救援ボランティアネットワーク(通称サーブネット)」を設立。東日本大震災を受け、災害時の支援体制構築を目的に、ボランティアセンター機能を担うための訓練、研修を行っている。
この日は区内のボランティア活動者ら約30人が参加。運営側のスタッフが拠点となるセンターを開設し、ボランティアを受け入れ、派遣する訓練を行った。「歩行困難な人を車いすに乗せ、避難所の小学校まで連れて行ってほしい」など、センターに寄せられた要望をボランティアに振り分けるなどした。
登録手続き煩雑
終了後、初めて訓練に参加した男性から「ボランティア登録の書類手続きが煩雑」といった声が出るなど、事務的な部分の複雑さを指摘する意見が相次いだ。
サーブネットの池田由美子代表は「当初から書類の複雑さは言われており、少しずつ改善してきた。今後、この意見を反映させたい」と話した。運営委員から参加者の少なさを嘆く声も出ており、池田代表は「運営側の人数を増やす努力も必要」としている。
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