神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
南区版 公開:2015年2月26日 エリアトップへ

母乳育児支援コラム20 抱いて、見つめて、話しかけて 保健師 朝倉 きみ子〈授乳量が少なくても、赤ちゃんは満足〉

公開:2015年2月26日

  • LINE
  • hatena

 ある双子は小さめで生まれたので、生後3日間はミルクを与えられていました。お母さんが動けるようになってからは混合になったのですが、乳首が小さく、2人がよく吸えなかったこともあり、母乳とミルクの比率が2対8程度になっていました。できるなら母乳の比率を上げたいと考え、授乳方法を変えて観察してみました。

 ▽ミルク100%の日と母乳100%の日を交互にする▽母乳100%の日に授乳後、泣く場合のみミルクを足す▽夜中の授乳は母乳のみ――として、体重測定も始めました。搾乳をすると、朝100㎎程度、昼70㎎程度、午後20〜30㎎、ミルクは100〜120㎎を7回授乳しました。その結果分かったことは、母乳の出る量はミルクに比べて著しく少ないにもかかわらず、赤ちゃんが授乳後に泣かずにそのまま寝るということ。そして機嫌も良く、よく動きます。母乳の日は授乳後に2時間ほど寝ました(ミルクの日は約3時間寝ます)。これは、あるお母さんの体験です。

体重は気にせず

 このお母さんの例のように、分泌量は午後に落ちることが多いようです。母乳の量を増やすためには、母乳の回数を多くします。時間に関係なく、赤ちゃんが母乳を欲しがるだけ与えます。ミルクを足すなら、母乳の後に昼間だけ1回60㎎を上限にあげてみてください。夜は今までと同様に母乳だけでやってみてください。赤ちゃんの体重や飲んだ量をあまり気にせず、赤ちゃんの様子をよく観察しましょう。元気と機嫌は健康のバロメーターと言います。
 

南区版のコラム最新6

横浜とシュウマイと私

連載コーナー27

横浜とシュウマイと私

「昨年シュウマイを盛り上げたのは?」

2月22日

南の風はあったかい

髙澤区長の

南の風はあったかい

若者のアイデアを生かして

2月1日

横浜とシュウマイと私

連載コーナー26

横浜とシュウマイと私

「シュウマイ×中華街=地域振興」

12月14日

南の風はあったかい

高澤区長の

南の風はあったかい

南区制80周年を迎えて

12月7日

横浜とシュウマイと私

連載コーナー25

横浜とシュウマイと私

「食欲の秋は焼きシュウマイ」

11月23日

横浜とシュウマイと私

連載コーナー24

横浜とシュウマイと私

「ドライブマイシュウマイ」

10月19日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook